子どもの不登校に、付き合う親が疲れてきました。
親のこころのケアをしてほしいです。
サポートする側も疲れますよね。
そんな親御さんの気持ちを楽にする方法をお伝えします。
子どもの不登校、親の心を楽にする方法は?今すぐやめること2選!
私の子どもは小学校1年生の時、突然不登校になりました。
上のお姉ちゃんたちは当たり前のように普通に学校に行っていたので、まさか自分の子どもが不登校になるなんて思いもよらない出来事でした。
家庭内での子どもへの対応方法の検討や、学校への報告・相談、ご近所の目、職場や家族への影響…
不登校の本人だけではなく、サポートする側の親にも様々なストレスが降りかかってきます。
「どうして行かないの」と子どもを叱りつけ、
「原因は私にもあるの?」と自分を責め、
どんなに泣いても説得しても変わらない現状に、精神的にまいってしまう人もいるでしょう。
私もこのような環境の中、親のこころを楽にする方法を見つけましたので解説していきます。
1年以上の間、不登校の子どもを相手にしてきましたが、この方法で本当に気持ちが楽になり、今では笑顔で暮らせるようになりました。
皆さまの参考になれれば幸いです。
子どもに目を向けるのをやめる
1つめは、子どもに目を向けるのをやめる、です。
順を追って解説していきます。
子どもも自分1人の時間が欲しい
子どもが不登校になってしまうと、心配でついつい何度も声をかけてしまいますよね。
登校できず家にいる間も、どうにかして登校させられないか試行錯誤することでしょう。
私たちも子どもの頃、
宿題しなさい!
言われるとやる気がなくなりませんでしたか?
学校 = 悪・恐怖
不登校になってしまったということは、少なくとも学校に対して良い印象をもっていません。
恐怖の学校について話題にするのをやめましょう。
また、私たち大人と同じように、子どもも1人になる時間が欲しいと思っています。
まわりから
「○○するべき」
「○○しなさい」
と理想を主張されると、子どもの自己肯定感はより一層低くなります。
ぼくは当たり前のことができないダメな子なんだ…
子どもにも、落ち着いて好きなことができる時間を与えてあげましょう。
親の人生を楽しむ
心配でついつい子どもにばかり目がいってしまいますよね。
でも、まずすべきは親自身の人生を楽しむ、です。
毎日子どものことばかり考えていませんか?
ある程度やってみてうまくいかない時は、一度諦めてみましょう。
仏教で「諦める」は「明らかにする」というポジティブの意味があるそうですよ!
<参考>東洋経済オンライン
あなたの人生は、あなたのためにあります。
子どものためでも、家族のためでもありません。
あなたの人生は、あなたが楽しむためにあるんです。
好きなものに触れて、感じてみましょう。
あなたが思っている以上に、この行為は心を軽くさせてくれます。
少なくとも1日1回はやってみるように心がけましょう。
当たり前を信じることをやめる
2つめは、当たり前を信じることをやめる、です。
例えば、
学校に毎日登校するのが正しい
これはほとんどの方が当たり前に信じていることです。
でも、本当でしょうか?
不登校になると、生きていけないのでしょうか?
お先まっくらなのでしょうか?
そもそも正しいとは何に対して言っているのでしょうか?
調べていただくと分かりますが、
不登校を経験しながら活躍されている方は世の中にたくさんいます。
また、子どもが不登校で将来幸せになるか不幸になるかなんて、神様にしか分かりませんよね。
不登校である事実よりも、その時間をどう過ごすかの方が大切だし、
同じ時間を過ごすのなら、親も子も絶対楽しい方がいいですよね。
当たり前を疑うことを受け入れると、気楽に受け流せるようになってきます。
ま、いいか。
仕方がないか。
まとめ
今回は、子どもの不登校で疲れている親の気持ちが楽になる方法を2つご紹介しました。
- 子どもに目を向けるのをやめる
- 当たり前を信じることをやめる
これらは親自身の人生を大切にすることでもあります。
親が子どもを元気にフォローしていくためにも、まずはご自身が人生を楽しみましょう。
ご自身の心のコップを幸せの水で満たしてあげてください。
その水が溢れ出たときに、余裕をもって家族に接することができるでしょう。
私の経験が少しでもみなさまのお役に立てますように。