子どもが不登校気味で…
学校までは行けるのですが、教室に入れなくて困っています
学校まで登校できるようになったお子さん、がんばってますね!
他の子の様に教室で過ごしてほしいのに…
いつまで母子登校を続ければいいのか…
分かります。
私も息子と3ヵ月間母子登校を続けて、今では自分から進んで教室まで入れるようになりましたよ!
不登校の小学生が教室に入れない時の対策と親の対応方法を解説!
📝本記事で解決できること
✔ 教室に入れない時の対応方法が分かる
✔ 親の心の持ち方が分かる
さっそく本記事の結論。
教室とそれ以外の堺を少しずつなくして、慣らしていきましょう。
また、親は子どもに期待しないことです。
これだけ言うとなんだか冷たく聞こえますが、
この方法で私の息子は、不登校から約1年で自分から登校できるまでになりました。
不登校の原因や子どもの性格は10人10色、
私が上手くいったことをそのままマネて成功するとは限りませんが、
1つの事例として参考にしていただくことで、ほんの少しでも解決に向けて、ヒントになれれば幸いです。
教室に入れない場合の対策
ここからは、具体的な対策についてご紹介していきます。
教室以外で過ごす
登校されている学校との相談にはなりますが、
学校までは足を運ぶことができるけれども、教室まで行くことが出来ない場合は、教室以外で過ごすという選択肢があります。
- 保健室
- 空き教室
- 図書室
- 職員室や校長室
保健室では横になって体を休めることができるし、多くの場合カーテンで外からの視界をシャットアウトすることもできます。
空き教室や図書館を使用して給食だけ食べて帰ることも可能です。
また、子どもが雰囲気を気に入れば、職員室や校長室で過ごすことも選択肢の一つです。
これができると、親の付き添いは不要になります。
(子どもを見てくれる先生がそばにいてくれますからね)
学校と密に連携をとる
これは非常に重要で、私は多い時は週に1回のペースでミーティングを開いていただき、学校の先生と対策を話し合っていました。
なぜ重要なのかというと、以下の2つの理由があります。
- お互いの考えをすり合わせるため
- 歩みをそろえるため
学校側と親側で、
「この先子どもにどうなってほしいか」
という方向性が合っていないと、それぞれの対応方法がばらばらになってしまいますし、
実際にどんな対策をとっていくのか、お互いが理解していた方が、子どもに対しての関わりに対して、より相乗効果を生みやすくなります。
また、子どもが喜びそうなイベントや行事がいつ頃行われるかなども確認でき、子どもが学校に行ってみたくなる情報を得ることができるかもしれません。
また、子どもを前向きな気持ちにさせるのに重要になってくるものがあります。
先生・同級生のポジティブな反応や声かけ
「待ってるよ」
「いつでもおいで」
ぼくはここにきてもいいんだ
先生や同級生からのポジティブな声かけは、子どもに「ここにいていいんだ」という安心感を与えます。
積極的に声をかけてもらいましょう。
親のフォローは必須
ここで重要になってくるのが、親のフォローです。
低学年の場合、
保健室・図書室・職員室や校長室など、先生の目が行き届いている場所で過ごせるのであれば、親が付き添う必要はほぼありません。
ただし、空き教室で過ごす場合、いつも先生が見ていられるとは限りません。
その場合は親が付き添う必要が出てきます。
長時間の付き添いが難しい場合は、給食を食べる時間だけでも一緒にいてあげて、その後一緒に帰宅する方法もありでしょう。
少しでも学校にいられる時間を長くすることで、学校に慣れることができてきます。
親の心の持ち方
次に、親の心の持ち方についてご紹介していきます。
ポイントは以下の4つです。
- 焦らない
- 子どもに期待しない
- 子どもを褒める
- 教室に入れるだけが正解とは限らない
焦らない/子どもに期待しない
対策を実行してみた結果、うまくいくことがあるかもしれません。
早く毎日自分1人で学校に行けるようになってほしい!
ここで先を急いではいけません。
急いては事を仕損じます。
たとえ1度うまくいっても、子どもに期待しない
右肩上がりにうまくいくことはまずありません。
3歩進んで2歩下がるの繰り返しだと思っていましょう。
期待した分、うまくいかないと親が精神的に疲れてしまうの!
親の心が疲れてしまわないように、
子どもにプレッシャーを与えないように、
「焦らない」
「期待しない」
これを淡々と続けましょう。
子どもを褒める
期待はしませんが、1歩進むことができたら子どもをいっぱい褒めましょう。
子どもを褒めて、自信をつけてあげましょう!
教室に入れることが正解とは限らない
ここまで不登校の子どもが学校まで来たけれど教室まで入れない場合、どうしたら教室へ入れるようになるのか、ということをお話してきました。
ですが、
本当は、
教室へ入って、みんなと一緒に学校生活を過ごすことが正解とは限りません。
もしかしたら学校の教室以外の場所で、その子が輝ける場所があるのかもしれません。
色々努力してみてもうまくいかなかった場合は、
その子の寄り良い居場所を他に探してみるのも選択肢の1つです。
まとめ
今回は、学校まではいけるようになったのだけれど教室に入れない、不登校気味の小学生について、親がどんな対応をし、そして心持でいればいいのかを実体験を交えてご紹介しました。
- 教室とそれ以外の堺をなくして、少しずつ慣らしていくこと
- 親は子どもに期待しすぎないこと
学校とうまく連携を取りながら、子どもが一番輝ける方法と場所を探していきたいですね。
私が行った方法があなたのお子様にうまく当てはまるか分かりませんが、1つの選択肢として参考になれれば幸いです。