こんにちわ。
子育てカウンセラーのアミです。
私の長男は小学校1年生の時にASDの診断を受けました。
ADHDの可能性もあると言われています。
もうすぐ小学校3年生ですが、現在は週4日位のペースで登校することが出来ています。
いじめられたらどうする?親や教師の対応は?
ASDの特徴として、空気や人の表情を読むのが苦手、こだわりが強い、冗談が通じない、などがあります。
この様な特徴から、本人が意図していなくても他人に不快な気持ちを与えたり、迷惑を掛けることもあるかも。
また、周囲から浮いてしまうこともあるかもしれません。
それが原因でいじめにつながる可能性も、残念ながらないとは言い切れません。
うちの長男は人より何倍も怖がりで、他の子が何とも思わないものでも怖がります。
先日1週間位、毎日泣きながら学校から帰宅してきていたことがありました。
帰ってくるなり大声で泣きじゃくりながら、玄関で荷物を投げて感情をぶつけていました。
話を聞くと、友達が嫌だというのに毎日怖いことを言ってくるのだそうです。
やってはいけないこと
ASD・ADHDの子どもがいじめられた時、やってはいけない対応方法があります。
「気にするな」と言う
NG行為 ・・・ 子どもに「気にするな」と言う
「え?」
と思いますよね。
一番やりがちな行為だと思います。
いじめられた子供にとっては本当に嫌なことをされたのです。
「気にするな」
これを言われると、次に嫌なことがあっても子どもががまんしたり、気持ちを伝えないようになってしまう恐れがあります。
やるべきこと
共感する
親や教師がやるべきことは、いじめられた子供に共感することです。
特に発達障害の子どもは一風変わった理由だったりするので、周りに理解されないことも多く、それが自己肯定感を下げる一因にもなり得ます。
まずは「○○が嫌だったんだね」と共感してあげましょう。
お友達に伝える
発達障害の子どもは気持ちを言語化して伝えることが苦手な場合も多く、相手に「本当に嫌だ」ということが伝わっていない可能性もあります。
また、感情のコントロールも苦手なので、落ち着いて話が出来ないかもしれません。
泣くほどつらいということを、親や教師が代弁して、お友達に知ってもらいましょう。
人によって「嫌だ」と思うものが違うこと、
言われている本人にとっては本当に辛いこと。
特に小学校低学年の内は素直な子が多いので、
本人がどういうことを嫌がる性質があるのか、早いうちから周りのお友達に理解しておいてもらえると良いですね。
まとめ
今回は、発達障害の子どもがいじめられた場合の対応についてお伝えしました。
NG・・・子どもに「気にするな」と言う
OK・・・子どもに共感する
いじめた側の子に本当に嫌がっていることを代弁して理解させる
小学校低学年までは、上記の方法がおススメです。
また、学校以外に好きな場所を作っておくと、心のよりどころにもなります。
子どもの興味のあることから、コミュニティーを探しておくこともお勧めいたします。
皆様にお役立ちいただければ嬉しいです。