子どもの偏食対策は?食べさせる方法と親のマインドセットの重要性<発達障害も>

子育て

子どもが偏食で困っています

分かります。子どものために作ったご飯、たくさん食べて欲しいですよね

食べても同じものばかりで…

栄養がかたよらないか心配です

わかりました!

子どもに少しでも食べさせる方法と、それに必要な親のマインドセットをお伝えしますね!

子どもの偏食対策は?食べさせる方法と親のマインドセットの重要性<発達障害も>

私の息子は小学校1年生の時に発達障害(ASD)と診断されました。

こだわりが強く、においや感触、暑さ寒さなどにとても敏感です。

生まれたころから食が細く、低体重で長い間小児科に通院していました。

今では成長曲線の一番下の方ですが、ぎりぎり入る位にまで大きくなりました。

食事は今でも積極的ではありませんが、

少しでも食べさせることができる対策がありますので、ご紹介していきます。

少しずつ、すこーーしずつ食べさせる

「え、これだけ?!」

一番最初は、周りがびっくりする位少量をあげてください

1口で食べきれる、スプーン1杯位の量です。

確実に食べられる量、というところがポイントです。

1口なら食べられる

もしも食べられたら、もう1口、同じくらいの量をあげます。

少し食べらると、もっと食べたくなってきます。

親は大変ですが、じらしながら食事させます。

ここでのポイントは、自分から食べたいと思わせる事と、残さず食べきる経験をさせる事です。

  • 自分で食べたい意欲をわかせる
  • 残さず食べきる経験をさせる

自分で食べたい意欲をわかせることで、

人から言われて食べさせられるより前向きに食事に向き合えるようになります

また、残さず食べる経験をさせることで、

「自分は全部食べられるんだ」

という小さな成功体験をさせて自信をつけさせることができます

完璧に食べさせようとしない

もう1つは、完璧に食べさせようとしないことです。

完璧というのは、食事の内容だったり、食事の仕方だったり、

親が思っている理想通りの食べ方のことです。

無理に食べさせようとしない

無理に食べさせようとすると、「食事」自体が嫌いになってしまう恐れがあります

楽しい雰囲気で、お腹が空いたころを見はからって食事させましょう。

もちろんバランスよくすべて食べられるのが理想ですが、

高望みせず、スモールステップが肝心です。

何か少しでも口に入れられれば御の字!

それ以上食べられればラッキーと思って接しましょう。

何か1つ食べられた時の親の反応

×:これだけじゃだめ、あれもこれも食べなさい
○:よく食べたね!はなまる!

食べ方にマイルールがある

特に発達障害(主にASD)の子どもはこだわりがつよく、食べ方にもマイルールがある場合も多いです。

うちの息子はいつも決まった食事内容を好み、

食べ方も毎回一緒です。

どうやら、いつも一緒ということが彼らに「安心感」を生むようですね

食べればOK! 許容範囲を決めておこう

広い心で、完璧を目指さないことがコツです。

ごはん・汁物・おかずを三角食べしてほしい!

食事のマナーが悪い!

1つのことができるとつい「もっと」と期待してしまいますが、

子どものペースで少しずつ食べられるものも増えていきます。

それまで高望みせず、焦らずに合わせてあげましょう。

家庭によって許容範囲は違うと思うので、許せる範囲を決めて容認してあげましょう

場所を変えてみる

親戚が遊びに来たり、外食したり、

雰囲気や場所が変わると、子どもは食べることもあります。

毎食外食は難しいかもしれませんが、

ベランダで食べてみるとか、

お弁当を持って公園で食べてみるとか、

いつもと違った場所や雰囲気で楽しみながら食事するのも一つの方法です。

まとめ

この記事では、発達障害の子どもの偏食にお悩みの方へ、以下の方法をお伝えしました。

  • どうすれば子どもが食べるようになるか?
  • そのために必要な親のマインドセットは?
  • すこーーしずつ食べさせる
  • 完璧なものを食べさせようとしない
  • 高望みせず、スモールステップ
  • 場所を変えてみる

以上、少しでも皆さまにお役立ちできればうれしいです。

お気づきの点などございましたらお気軽にお問い合わせください。

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