【発達障害】子どもへの接し方と声かけの方法、家族の関わり方をご紹介

子育て

この記事では、子どもへの接し方と声かけの方法、家族の関わり方をご紹介することで、どうすれば発達障害の子どもと心穏やかに過ごせるようになるかをお伝えしていきます。

発達障害の子どもと穏やかに過ごす方法

私の息子は小学校1年生の時、ASDの発達障害と診断されました。

ADHDも併存している可能性があると言われています。

現在小学校2年生ですが、息子への心の持ちようがかなり楽になりました

その方法は、次の2点です。

子供を理解すること

自分のフォーカスを変えること

では、具体的にどうすればいいかお伝えしていきますね。

発達障害の特性を理解する

ASD・ADHD・LDなど、発達障害の種類によって特性は少しずつ違います。

人によっては複数併存している場合もあります。

<発達障害の主なタイプ>

タイプ主な特徴
ASD・人との関わりが苦手
・コミュニケーションがうまくとれない
・想像力が乏しい、こだわりがある
ADHD・不注意
・多動性
・衝動性
LD・学習障害
「お母さんができる発達障害の子どもの対応策」(監修:宮尾より抜粋

まずは、自分の子どもにどんな特性があるのか、知ることが重要です。

小児精神科などで検査を実施してもらって、どんな特性があるのかを知ることができるので、一度相談されることをお勧めします。

どんな特性があるのかを理解することで、納得して対応することができるからです。

子どもを観察する

特性を知った後に子どもを観察することで、癇癪を起す時の原因が分かるようになってきます

アミ
アミ

服のちくちくが気になるんだな

アミ
アミ

はじめての場所で不安なんだな

原因が分かってくると、それが起こらないように事前に対応することができるようになります

アミ
アミ

服のタグをとっておこうね

アミ
アミ

出かける前に写真や動画でイメージできるようにしておこうね

癇癪が少なくなれば、子どもの自己肯定感にもつながります

子供に寄り添う

癇癪を起してしまったときは、子どもの気持ちになって寄り添う言葉をかけてあげましょう。

アミ
アミ

感触がいやだったんだよね、気持ちが悪かったね

アミ
アミ

初めての場所は不安だよね、次は先に伝えておくね

私たちが何でもない事でも、何十倍も何百倍も不快な、あるいは恐怖を感じていると思ってください。

もしも、体中に針が刺さっていたらどうですか?

もしも、ジャングルに一人ぼっちにされたらどうですか?

時間をかけて教えていく

そうは言っても、社会を生きていくの中でこれだけは守ってほしい、というものがあると思います。

最初からすぐにできるようになるのは難しいかもしれません。

感情的に愚痴を言うのではなく、具体的に、分かりやすく伝えることが大切です

愛情を込めて、誠実に、分かりやすく、都度何度も伝えることで、子どもは徐々に理解していきます。

アミ
アミ

あなたのことを思っているから言うね

未経験の場所や事柄を想像することが困難な子もいるので、絵や写真を使って教えてあげることも有効です。

けなすのではなく、褒める

出来ないことが多いので、けなし始めると止まりません。

ついつい感情をぶつけてしまうこともあるかもしれませんが、けなされた子どもはどんどん自信をなくしてしまいます。

たくさん、出来ないことがある中でも、たまーに、出来ることもありますよね。

アミ
アミ

褒めるチャンスを逃すな!

出来たときは、どんなに些細な事でもむちゃくちゃ褒めてください。

出来ないときにけなすことを我慢していた分、このチャンスに言葉を爆発させる感じです。

愛犬をわしゃわしゃしてあげるみたいな

全身を使って褒めてあげる(笑)

私はこの瞬間が大好きです。

「待ってました!」

と言わんばかりに体中触りまくってむちゃくちゃ褒めまくります

子どもももちろん喜ぶし、信頼関係が深まります

すると、注意した時も聴くようになるんです

子どもを褒める → 信頼関係深まる → 注意を聴くようになる → 子どもを褒める…

これが、子どもと穏やかに過ごすための好循環です。

まとめ

この記事では、子どもへの接し方と声かけの方法、家族の関わり方など、どうすれば発達障害の子どもと心穏やかに過ごせるようになるかをご紹介しました。

発達障害の特性を理解する

子どもを観察する

子供に寄り添う

時間をかけて教えていく

けなすのではなく、褒める

大変なこともたくさんありますが、出来たこと、良かったことに目を向けるようにしてみてください。

すると、何でもない日常に幸せがあったことに気が付くはずです。

わがままだけど、小さくて、むじゃきに慕ってくれる、これ程愛おしい存在はいません。

少しずつでも、子どもと一緒にいる時間が幸せを感じられるものになりますように。

そして、がんばってる自分にもご褒美を

自分を認めて褒めてあげることで、子どもも同じように認めてあげられるようになります。

子どもにやさしく、

自分にはもっとやさしく。



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