この記事では、人生観が変わるおススメの本を紹介します。
「DIE WITH ZERO」(著者:ビル・パーキンス/翻訳:児島修)
この本では、以下のようなことを解説しています。
真の豊かさとは何か?
真の幸せとは何か?
今、何を最優先すべきか?
アリとキリギリスの話を知っていますか?
夏のあいだ、勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働いた。一方の気楽なキリギリスは自由に遊んで過ごした。やがて冬が到来した。アリは生き残り、キリギリスには悲惨な現実が待っていた――。
「DIE WITH ZERO」(著者:ビル・パーキンス/翻訳:児島修)まえがきより
この寓話の教訓は、人生には、働くべきときと遊ぶべきときがある、
将来のためにせっせと働いて備蓄(貯金)しておくことが大事だよ、と説いています。
でも、アリはいつ遊ぶことができるの?
働き続けたアリは、食べ物には困らなかったかもしれない。
でも、幸せだったのでしょうか?
緩和ケアの介護者として数多くの患者を看取ってきたブロニー・ウェアが、余命数週間の患者たちに人生で後悔していることについて聞いたところ、
人生の最後にする最大の後悔は
「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」
2番目に多かったのは、
「働きすぎなかったらよかった」でした。
著者紹介
ビル・パーキンス(Bill Perkins)
アメリカ領ヴァージン諸島を拠点とするコンサルティング会社BrisaMaxホールディングスCEO。
現在は、1億2000万ドル超の資産を抱えるヘッジファンドのマネージャーでありながら、ハリウッド映画プロデューサー、ポーカープレーヤーなど、さまざまな分野に活躍の場を広げている。
人生を確実に豊かにする方法
やりたいことがあるのであれば、今すぐに行動に移すことです。
お金を貯めてからにしよう、
時間ができてからにしよう、
それでは遅い。
ルール1:今しかできないことに投資する
ルール2:一刻も早く経験に金を使う
ルール3:ゼロで死ぬ
ルール4:人生最後の日を意識する
ルール5:子どもには死ぬ「前」に与える
ルール6:年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
ルール7:やりたい事の「賞味期限」を意識する
ルール8:45~60歳に資産を取り崩し始める
ルール9:大胆にリスクを取る
10代・20代の頃の行動力、パワー、情熱、体力は、60代・70代には残っていません。
また、若い頃にあった勢いが、年齢を重ねるにつれて、守るべきものや体裁、世間体を気にして萎んでいってしまいます。
高齢になると腰が重くなり、行動するのが億劫になります。そんな時、脳裏に甦るのは懐かしい思い出です。
床に臥せながらやりたいことをやり、行きたい場所に行き、会いたい人に会ってきた、様々な事に思いを馳せるのか、
もっと人生を楽しめばよかったと後悔するのか、
あなたはどちらがいいですか?
人生が変わる「死」のカウントダウンアプリ
人生の時間を可視化することで、残りの人生を大切に過ごすことができます。
自分にはあとどの位生きられる時間があるのか?
「あなたの「残り」の人生時計」をApp Storeで (apple.com)
残りの人生を可視化するのにおすすめのアプリです。
✔ 生年月日と性別を入力すると、厚生労働省発表の平均余命から寿命を予測
✔ 残った時間が水時計のように落ちる光景は、残りの人生を考えさせられる
自分だけでなく、家族の寿命も減っていくのを目の当たりにすることで、心から大切に接したいと思うことでしょう。
やりたいことの「賞味期限」を意識する
私の息子は小学校2年生ですが、1人でトイレに行くことができず、その都度一緒にトイレまで連れていかれます。小学校も時間通り登校できないので、行けるときに私と一緒に登校しています。
自分の時間をとられて「いやだなぁ」「1人で行ってよ」と思う時もありましたが、
これほど自分を頼りにしてくれる人がいるでしょうか。
手をつないで外を歩いてくれるのはあと何年だろう。
中学生のお姉ちゃんは友達と一緒にいることを好み、家族と行動が合わなくなってきました。
小学生のお姉ちゃんはいつまで私と外出してくれるだろう。
今という時間は一瞬です。
「大変だ」「つらい」「わずらわしい」
こんな事を思っていた子育ても、時間とともに残り時間が少なくなっていきます。
笑顔も、泣き顔も、ふくれっ面も、今。
次の瞬間には過去になって過ぎ去っていきます。
そう思うと本当に愛おしい。
出来れば笑って一緒の時間を過ごして、思い出を作っていきたい。
それには私が笑顔でいなくちゃ。
今日もがんばったね、自分を労ってあげて。
たくさん思い出をつくろう。
後悔しない人生にしよう!